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フォレストジェイル探索日記
世界樹の王オーダイン
キャラクター紹介

ギルド『オーダイン』
『王国』王命によって結成された、新大陸フォレストジェイルの調査団・第二次に
参加する者達が集ったギルドのひとつ。ギルドマスターはパラディン・ノクト。
名前の意味はつまり古い神話(北欧神話)の主神『オーディン』だが
日本語訳の『世界樹の王』が示すとおり、ヴィズルのことを指しているという方が正しい。
ヴィズルの正体を知っている者は一部(ノクト、アンシャル、フィプト)だが、知る彼らにとっては、
前時代人の生き残りである前長が世界で成したことと、その顛末である世界樹の存在に
いろいろと思うところがあるのである。

なお、フォレストジェイル編はエトリア編、ハイ・ラガード編の五年後という設定になっている。

基本設定(年齢は開始時を想定)
ノクト(ノクト・アイオール)
パラディン(おっさん)/男/34歳
 エトリア正聖騎士。出身地はエトリアより南方にある自治都市『ムツーラ』。
*前時代でいう『横浜』に該当する
 エトリア編の頃から正聖騎士だったが、ある事件で大怪我を負い、一旦、故郷に戻っていた。生命はキタザキ医師の治療で助かったものの、再びパラディンとして立てるようになるまでに、数年の療養期間を必要としたのである。
 復帰後、再び正聖騎士として働いていたが、『王国』よりエトリアに、新大陸調査団への協力要請が再三届いたことと、以前の要請に応えて旅立ったドクトルマグス(元『ウルスラグナ』のルーナ)を含む第一次調査団からの連絡が途絶えたという話を聞き、ルーナの息子からの「かあさんを助けて」という願いを託され、新大陸へ旅立つ。
 いつも仏頂面。口を開くと柄の悪い言葉が出る(もちろん公的な舞台ではちゃんとした態度をする)。と書くと怖そうだが融通は利く。意外にも子供受けがいい。

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シロカロ(シロカロ・フィア・シュヴル)
ソードマン(デコ子)/女/20歳
 『王国』歩兵師団に所属する剣ソードマン。
 一応、下級貴族の娘である。だが、どうしても貴族の生活には馴染めなかったらしく、屋敷を飛び出しては下町で庶民の子供達と転げ回っていたり、露天で買い食いをしていたりという(貴族の娘としては)破天荒な行動をしていた。
 一応の常識が身に付いた後は、「育ててもらっている身で勝手はできん」と、おとなしくしていたものの、成人してからはさっさと軍隊に入隊し、今回の新大陸調査団結成に乗っかって(第一次には参加できなかった)、家の呪縛から離れようとしている。
 調査団として得た報償を自分の養育費用として親に返し、シュヴル家と縁を切るか、こっそり別の国に渡るかが、彼女の真の目的である。もっとも、調査団としての仕事を途中放棄する気はなく、あくまでも、全てが終わった後のこと。ちなみに家の跡継ぎは兄がいるので、その点は問題がない。
 貴族としての教育と軍隊での教育のせいか、常に敬語で話す。本人はタメ口とか使いたいらしいが、そうしようとすると上手くいかず、どもってしまう。「もっと肩の力抜けばいいのに」とは、彼女の知り合いほとんどから言われること。
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チャリア(チャリア・ルクル)
メディック(ロリ)/女/16歳
 とある小国出身の少女。いわゆる普通の人であり、家柄とか使命とかそういうものとは全く関わりがない。そんな彼女が新世界調査団を志したのは、ひとえに『世界樹の迷宮』に憧れたから。
 チャリアの師に当たるメディックは、『ハイ・ラガード』の英雄『ウルスラグナ』のひとり、アベイ・キタザキである。治療師が不足している小国に赴いた彼に師事したひとりであるチャリアだったが、そんな師匠にまつわる噂話を耳にし、師が冒険を繰り広げたという世界樹の迷宮に子供(当時)らしい憧れを抱いたのであった。
 その後、師の紹介により、エトリア施薬院で学ぶ機会を得る。世界樹への憧れはメディックとして一人前になってからも失われることなかったが、エトリア樹海に入る機会は与えてもらえなかった。
 そんな折に、『王国』からエトリアへの要請を知り、新大陸に発見されたという世界樹?への憧れと相まって、調査団に志願することとなる。
 メディックらしい優しさ標準装備。しかし案外と頑固な点も装備。元の師の影響か、殴りメディになることに難色を示す(あくまでも、自分がそうなることに、である)。

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フィプト(フィプト・オルロード)
アルケミスト(金ケミ)/男/28歳
 ハイ・ラガード出身のアルケミスト。というか現在『ウルスラグナ』編で活躍してるフィプト先生。性格とかそういうのはそっちを参照して下さい。
 無事にハイラガ樹海探索を終えた先生は、相変わらず私塾でたくさんの生徒に知識を教えている――はずだった。
 ところが、新大陸で世界樹らしきものが発見されたという報である。その時点では、なんとか我慢した。しかし、新大陸からの連絡が途絶え、かつての仲間であるドクトルマグス・ルーナを含む調査団も行方不明になったと知り、いても立ってもいられなくなった。
 ハイ・ラガードの冒険で核熱の術式を会得しているはずなのだが、今回はシステム上使えないので、触媒の調達が間に合わなかったということにしている(笑)。
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アンシャル(ナギ・クード・アンシャル)
カースメーカー(白ケミ)/男/24歳
 『王国』に里を構える『ナギの一族』のカースメーカー・現里長。元『エリクシール』としてエトリア樹海の経験もある(といっても彼自身、第四階層あたりからの参加で、しかもギルドが樹海踏破を放棄したので、フィプトほどの樹海経験はないが)。
 彼が新大陸へ赴く理由は、『王国』からの要請と、第一次調査団に加わって行方不明になったルーナの捜索である。
 実はアンシャル自身はルーナが好きじゃなかったりする。なにしろ彼女は亡き従弟を陵辱した相手なのだ(アトラスオンリー新刊ネタじゃなくてマジ)。だが、ルーナ本人が今はそれを悔いているのも知っているし、なにより彼女ははとこ(パラサテナ)の親友でもある。おまけにルーナの子供は従弟の子でもあり、かわいいその子が母を心配してる。いろいろ複雑な気持ちはあるけど、つまりは「助けなきゃ」という方に心の針が大きく振れたのであった。
 その職の関係で不気味に見られるのだが、実際は見た目も中身も好青年。「頼れるお兄さん」風味……だが、なんかこのギルドではそのあたりの属性が発揮される機会がなさそうに見える(笑)。
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ナユタ(御剣 那由多)
ブシドー(サラシ/男/18歳)
 東方皇国出身のブシドー。修行の旅まっただ中。うちのブシドーの冒険の動機ってバリエーションがねぇ orz
 要は修行の旅中に『王国』に寄り、そこで新大陸調査団の募集を知り、立候補したのであった。
 大変に書くのが簡単な動機だが、これだけとも言える(笑)。
 ここからは彼の紹介とはあんまり関係ないけど書かせて下さい。
 新大陸には初期にはカタナが売ってません。
 ブシドーがはじめから使えないなら、それでも問題なかったのだろうけど、何故か使えてる今、大変に困ってます。
ナ「……おかしい。『踏み袈裟』が使えぬ」
ノ「……装備がナイフだからだろう」
ア「そもそも、君は何故カタナを持参してこなかったのかね?」
ナ「と……渡航中に海に落としてしまったのだ……」
 こんな脳内会話が生まれた結果、「ナユタはドジっ子」と自動決定してしまいました。誰か御剣那由多に愛の手を(笑)。
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レクタリア(レクタリア・スーレイ)
レンジャー(レン姉/女/21歳)
 チャリアと同じ小国出身のレンジャー。採集した薬剤素材をアベイに売りに来ていた関係で、チャリアとも面識がある。とはいえ、冒険の動機はチャリアとは関係がない。
 国で細々と暮らしていたのだが、親が病に倒れ、にっちもさっちも行かなくなってしまった。病自体はアベイが治してくれたものの、使われた薬の値段はあまりにも高く、親が回復する間の生活費もかかる。ひとまずアベイが全てを立て替えてくれたが、そのまま好意に甘えるにはあまりにも非常識な金額だった。
 そんな折に、新大陸調査団の噂である。
「そうだ、新大陸行こう!」
 調査団として働いた分の報酬、及び、当地で発見したものの売却益、平たく言えば『富』が彼女の目的である。
 大変に明るく、姐さん肌。強面、子供、畏れられる者、はすっぱ、ドジっ子(笑)といったメンツの中では、数少ない、外部交渉者かもしれない。いや、他の人が全然できないワケじゃないけど(笑)。
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テッシェ(テッシェ・アージン)
ダークハンター(ドリ子/女/19歳)
  『王国』歩兵師団に所属するダークハンター。つまりシロカロの同僚でもある。彼女もまた、同僚と共に王命で調査団に加わるのだが、シロカロのような『裏の目的』はない。
 歩兵師団としては剣を使うが、その実、鞭の方が得意分野。
 性格はレクタリアに似ているが、もっとはすっぱな口調で喋る。悪気はないのだが、その口調に退く人も多い。軍隊にいる関係上、シロカロみたいに丁寧に喋ることも出来るんだが、
「必要ないところであんな堅苦しい言葉、使う気になれないンだよ」
とのこと。
 彼女には『裏の目的』はないと記したが、彼女自身には『裏』がある。
 彼女の裏の顔は『王国』が密かに抱える『特務部隊』――ぶっちゃければ暗殺部隊の一員なのである。
 五年ほど前に暗殺者として行った任務の際、唯一の生き残りとして帰還し、しかし任務の際に体験した『何か』のために、しばらくは鞭を握れなかったほど憔悴していた。
 新大陸調査には関係ないことだが、まあ、こんな経験もした、ということで。
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ラプシー
バード(金鳥/女/12歳)
 旅芸人の少女。拾われっ子で苗字はない。
 属する芸人団が、開拓団の慰問のために新大陸に渡るのに同行したのだが、病気にかかったため一度送り返された。しかし、療養している間に開拓団と連絡が取れなくなり、仲間の芸人達の安否を心配して、調査団に付いていくことにする。
 というか、調査団の船に潜り込んで密航みたいなことをするんだが。
 そうして着いた先で、ギルド『オーダイン』に頼み込み、めでたく所属することとなる(というかギルドの大人達が根負けした)。
 まだ幼いだけあって、それゆえのわがままもあるにはあるが、基本的にはそれなりの思慮は持ち合わせている。最年少故になんだかんだと可愛がられたりする。
 ラプシー自身はノクトがお気に入りのようである。「おとうさんみたいー」とは彼女の弁(孤児なので、彼女の想像上の父ってことだが)。ノクトは辟易して、口悪く罵るも、突き放そうとはしない。
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